このページを作った理由


最近、デジカメに保存されているケイジ君の写真を整理してみた。
すごく久しぶりに見た。
そして、私もK-chanもおどろいた。
「ほっぺ、ここまでひどかったっけ・・・?」
久しぶりに見る幼いけいじくんはすごく痛々しく思えた。
ホームページに載せる写真を選んでいたけど、選ぶ余地がないくらいに湿疹の ひどいものが多い。
写真館に載せてある写真は、かなり湿疹が目立たないものばかり。
それでもちょっと気になるのに・・・。
「・・・そうだよね、こんなにひどかったから、あんなに悩んだんだよね」
改めて思った。

以前、湿疹のひどいころ、小児科でのできごと。
生後3ヶ月くらいのケイジクンをつれて足げに小児科に通っていた。
湿疹の治療のため。
待合室で待っているとき、おいてある「食物アレルギー」の本を手 にとって見た。
来るたびに見ていた。
そこには痛々しいばかりの赤ちゃんの写真がある。全身ひどい湿疹だらけ。
私は、その写真とケイジくんを一生懸命見比べていた。
「うちはちがうよね?こんなにならないよね?」自分に無理に言い聞かせるために。
そのとき、
「こんにちは」
後ろにいた、私よりちょっと年上の女性が声をかけてくれた。
声をかけずにいられない、そんな様子はすごくわかった。
「あら、かわいいね。何ヶ月?首はすわったの?
・・・うちの子もね、湿疹ひどかったよ。うちは2歳くらいまでは本当に大変だった。
今は小学校二年生で、すっかりきれいだけどね。」
そんなことを言ってくれた。
すぐに、その人は呼ばれていってしまった。
子供の薬を取りに来ていたみたい。
その人は、きっと私を見て、数年前の不安だらけの自分を見ているようで いたたまれなくなって、声をかけずにいられなかったんだと思う。
大丈夫、だからがんばって!!全身でそういっているみたいだった。

実際、そのころの私は、少しづつ悪化していくケイジ君の湿疹に、先の見えない不安を かかえて怖くて怖くて崩れてしまいそうだった。
病院で聞いたって「どうなるかなんて、そんなのわかったら苦労しないよ」 みたいな返事だけ。
多くの周りの人たちは「そのうちよくなるよ」なんていいながら
「うちの子はあんなのじゃなくてよかった」というのが聞こえてくるようだった。
誰一人として、心から私を安心させてなどくれなかった。
誰一人として、私の不安をわかってくれる人はいなかった
だから、余計に不安が広がっていた。
短い言葉しか、交わせなかったけど、その人のやさしさが、励ましが、痛いほどわかって泣けそうだった。
いまでも、このときのことを思い出すと、涙が出てくる。
そして、思った。
「ケイジ君の湿疹がよくなったら、私もこの人みたいに、不安な日々を送る お母さんたちに優しく励ましてあげたい」

忙しい毎日で、作れないかなとおもったホームページ、ケイジ君の昔の 写真を見て、やっぱり作ろうと思った。
私のWEBは、このページを作るために立ち上げたものです。

それまで、順風満帆の人生を送ってきた自分の、痛いくらいにつらかった気持ち、そして それを自分でがんばって乗り切った気持ち、それを込めて作りました。
長い長い内容ですが、休み休み進んでください。
そして、新米ママを一人でも、励ましてあげることができたらうれしいです。

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